今回は柏市にお住いのT様より、はじめてのご依頼をいただきました。

お客様のご希望は
「できるだけ汚れにくく、アクセントも入れたいんです」

そこで、ご夫妻が選んだ5種類の壁紙を使用して、機能性とデザイン性を両立した快適なLDKに仕上げました。

それでは、施工前の様子をご覧ください。

施工前の様子

今回の施工箇所は、築25年〜のリビングとキッチン。新築から初めての張り替えです。既存の壁紙は、家具の跡や色あせが目立ち、すこし暗い印象がありました。

とくに、リビングは壁面積も多いため、お部屋の印象に大きく影響します。

次に壁紙を剥した状態をご覧ください。

壁紙を剥した状態

壁紙を剥がすと下地壁表面の原紙も剥がれてしまいます。原因は、新築時の施工で切る力が強く、下地壁ごと切ってしまったことです。

下地壁裏に支えがない部分は、軽く触るだけでも動いてしまいます。その状態で壁紙を貼ると、ミミズ腫れのようになったり、最悪裂けてしまいます。

下地壁(石膏ボード)の原紙とは?

石膏ボード表面を覆う、複数枚重なり合った紙です。原紙の強度=下地壁の強度とも言われています。

この場所で必要だった作業

今回は、下地の状態により全体的に修正をかけます。また、壁の凸凹や段差、すきまやひび割れの補修など、パテ(下地調整剤)やビス・ボンドを使用して、よりフラットで強固な状態に整えてから仕上げました。

下地処理

シーラー処理後、耐震パテを使用してひび割れの再発を抑制します。

今回は「耐震・中塗り・仕上げ」3種類のパテを使用して、状態を整えました。

リビング天井は、下地壁の不陸(折れや段差)が酷く、より入念に仕上げています。

シーラー(接着補強剤)を全体塗り、壁紙の接着力を高めました。

最後に仕上がりの状態をご覧ください。

施工後の様子

壁紙のくすみや汚れもなくなり、とても明るい印象に変わりました。

リビング入り口側は、ご主人が選んだ柄のあるスーパー耐久壁紙を使用。反対側には、奥様が選んだ色見の近い柄物のウレタンコート壁紙を。

キッチン壁は、私がご提案した横柄のウレタンコート壁紙。汚れも目立ちにくくお手入れもしやすい商品です。

奥様お気に入りの淡いグリーンの壁紙が、ダイニングを明るい雰囲気に変えてくれます。

まとめ

今回、ご夫妻で選ばれたお気に入りの壁紙をぎゅっと詰め込んだ空間に仕上がっています。仕上がりを喜んでいただけて、本当に良かったです。どうぞ、快適にお過ごしください。またのご依頼を心よりお待ちしております。

アンケートへのご協力ありがとうございます

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