今回、千葉市稲毛区にお住いのT様より、2度目のご依頼をいただきました。工事をおこなう場所は、マンション洋室のカビ処理と壁紙貼り替えになります。それでは、工事前の状態をご覧ください。
工事前の状態
築20年~マンション北側洋室のカビ処理貼り替え
築20年~マンション北側の洋室です。
新築時からはじめての壁紙貼り替えになります。
北側窓面を中心に、お部屋全体にカビが繁殖していました。
天井と壁の取り合い部分に隙間も多く、壁紙のつなぎ目部分にもカビが見られる状態でした。
T様のご要望
1、今回もしっかりカビ処理をしてほしい
2、お部屋を明るくしたい
そこで、今回もしっかりとカビ防除作業を行ってから、壁紙を貼り換えていきます。
壁紙を剥がした状態
壁紙を剥がして見ると、窓下面の壁GLボード内部にカビが発生していることが確認できました。今回も2種類の薬剤を使用して、カビの防除作業をおこないます。
まずは、マスティーS8でカビの除去。その後、全体にシーラーを塗って下地壁の表面に膜を作ります。
それでは、下地調整の様子をご覧ください
下地処理
シーラー乾燥後、クラック(ひび割れ)部分には、追加ビスとグラスファイバーテープで補強。
まずは、耐震パテを使用してクラックの再発を防ぎます。
著しく強度低下している窓下壁部分には、コアシートを施工して強度を高めました。
中塗り・仕上げのパテで、全体的に下地を再調整します。
パテ乾燥後削り。マスティーSを部屋全体に塗り、防カビ効果を高めていきます。乾燥後、再度シーラーを全体に塗り、ようやく下地の処理が完成です。(ここまでで2日間かかっています)
最後に仕上がりの様子をご覧ください
仕上がりの様子
全体的にあったカビや臭いもなくなり、お部屋が生まれ変わりました。
ソフト巾木は、壁と同系色を使用して、壁との統一感を持たせています。
お部屋全体がとても明るくなりました。
扉に付着していたカビも、きれいに取り除いています。
この後、和室も同様にカビ処理施工をさせていただきました。
アンケートにもご協力いただき、ありがとうございます!
今回使用した壁紙について
天井:サンゲツ SP-2813
壁 :リリカラ LB-9228
巾木:サンゲツ W97 60mm
最後に
今回も、しっかりとカビの防除作業を行ってから壁紙を貼り替えました。また、カビを再発させない為の予防アドバイスもお伝えしています。